公的融資と民間融資
◆住宅ローンとは、ほとんどの人にとって人生で一番高い買い物である家を購入するために組むローンであり、借入額も多く返済期間も通常は約20年から35年と長期に渡ります。良好な住宅環境を整備するために住宅金融公庫が設立され、融資を開始したのが住宅ローンの始まりで、他のローンに比較して金利は低めに設定されています。
◆さて、住宅ローンといっても実に様々な種類の住宅ローンがありますが、大きくは公的融資と民間融資に分けられます。住宅金融公庫に代表される公的融資では、物件や利用者による制限はありますが、金利も低く有利な条件となっています。民間融資は、物件に対する規制や利用者の収入基準が公的融資よりも緩やかで、利用しやすくなっています。
◆住宅ローンの返済額や返済期間に大きな影響を及ぼすのが金利です。住宅ローンの金利には、固定金利、変動金利、固定金利選択型変動金利、段階金利などがあります。民間住宅ローンでは当初数年間の金利が低く固定されている固定金利選択型変動金利を採用している場合があり、広告では当初数年間の低い返済額しか記載されていない場合が多いので注意が必要です。
◆現在では住宅ローンは多種多様な商品が出回っています。どのようなローンをどのように利用すれば良いか、自分にあった住宅ローンを賢く選択することが重要です。貸してくれるだけ借りるのではなく、住宅購入後の生活設計も考慮して無理のない返済計画を立て、返済できる範囲で住宅ローンを組むことが重要です。